マーセッドカレッジには男子バスケットボール部がある。2021-2022年シーズンは2022年3月に終了し、結果は所属リーグで4位(8チーム中)という成績で幕を閉じた。惜しくも一勝差でプレーオフ進出を逃した。その男子バスケットボール部には日本人留学生が2名在籍している。(2022年4月現在)佐々木勝也君と竹内慎吾君だ。佐々木君は日本の高校を卒業後、一旦就職し5年ほど工場で勤務していた経歴がある。しかし、働く中で留学への想いを捨てきれず、2020年にマーセッドカレッジへ入学した。一方、竹内君は一度日本の4年制大学に入学したが、こちらもアメリカでバスケットボールをしたいという気持ちが増し、日本の大学を辞め渡米した。 今シーズンはそんな二人がマーセッドカレッジのバスケットボール部で過ごした初めての1年となった。今シーズンチームの全25試合中、佐々木君は16試合、竹内君は11試合に出場した。今回の記事では二人に2021年秋から2022年春にかけてのバスケットボール部での経験や日本との違いなどを中心に話を聞いた。