11月22日 (金)、International Student Service(ISS)主催のTuition Waiver(学費免除)の授与式が行われ、留学生11名の受賞者のうち、9名の日本人留学生が見事にこの賞を獲得しました。
このISS主催のTuition Waiverは、毎年11月中旬にマーセッド大学の全留学生(1セメスターを終えている留学生)を対象として行われ、応募者の約10%がこの学費免除を獲得することができ、獲得者は2020年の春学期から6単位分($1,566)*日本円で約17万円の学費免除を受けることができます。
以下の項目を考慮され、受賞者が決定されます。
・学生の経済状況、学費免除の必要性
・学業成績証明書、GPA、その他ボランティア活動の成果
・学生の自己アピールエッセイ
・最低2名の推薦者から各一通ずつの推薦状
・Merced Collegeにて最低1セメスターを終了
これらの厳しい審査を通過し、見事学費免除を獲得した日本人留学生は以下の通りです。
(五十音順)
酒田ちえみ (Chiemi Sakata)
鈴木聡真 (Soma Suzuki)
高田美和 (Miwa Takada)
寺田なつき (Natsuki Terada)
根本真菜 (Mana Nemoto)
羽田野力椰(Rikiya Hatano)
堀尾駿介 (Syunsuke Horio)
益田晃輔 (Kosuke Masuda)
松葉雅也 (Masaya Matsuba)
今回、日本人留学生受賞者の中には、GPA4.0(全授業での評定A)を保持している学生、又クラブ活動や学内外での課外活動、ボランティア活動に積極的に参加し取り組む学生がおり、学業のみに止まらず、様々な分野で尽力した結果が今回の奨学金受賞に反映されています。受賞者は、普段の生活から、個々の高い目標を定め、それに向け自分に厳しく、ひたむきに努力をし、日々の生活に力を注いでいます。
今回、このTuition Waiverに申し込んだ留学生は19名であり、昨年よりも多くの留学生が申し込みました。1セメスターを終えている留学生全員にチャンスがあることから、次回からも、更に多くの日本人留学生が申し込むことが予想されます。上記でも述べたように、勉学だけに没頭するのではなく、空いている時間を有効活用し学内外関わらず、課外活動を行うことは、自分自身の留学生活を充実させるだけでなく、この様な機会で一つの大きなアドバンテージとなることもあります。
返済不要の奨学金を獲得することは、この留学生活を支えてくれている家族、又自分自身の負担を少しでも減らす役割を担っています。これからの留学生活、学費免除や奨学金獲得以外にも様々なチャンスと巡り合うことがあります。そんな中、このような機会を得る為にも、日頃から高い意識を持ち、チャンスに対して逃さないように常にアンテナを張り、何事にも挑戦することで、より濃密な留学生活を送ることができるでしょう。
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