GEP研修(3/21(水)~3/31(日)の日程で実施)に参加したM・Kさんにプログラム終了後、インタビューを行いました。
今回Mさんはマーセッドカレッジキャンパスツアー・大学授業聴講、UCマーセッド見学、アクティビティ、サンフランシスコ観光、ヨセミテ国立公園視察を実施しました。
留学を志した背景
広島で生まれ育った私は、小学生の頃から戦争や平和について学んできました。そのため、私は戦争と平和に関して理解できているものだと思っていました。しかし太平洋戦争に関する映画を見た際に、日本もアメリカを攻撃し、多くの人を傷つけたという事実を知りました。戦争で戦う両国には、必ずそれぞれ「正義」としているものがあり、戦争に対しての理解を深めるためには、そのどちらの「正義」も知る必要があると考えました。第二次世界大戦で日本と戦ったアメリカの「正義」を知り、より戦争に対して理解を深めるために今回の留学を志しました。
授業聴講の感想
日本と比較すると、より生徒が自由に発言できる環境だと思いました。発言した生徒の意見や質問に対して、他の生徒も耳を傾け、一緒に学んでいる様子が見られました。また、教授も生徒の発言、一つ一つに丁寧に答えていて、インプットとアウトプットが繰り返されていている点が、学ぶには最適な場であると感じました。
留学で1番大変だったこと
留学で一番大変だったことは英語でのコミュニケーションの取り方です。今まで私は英語を座学でしか学んでこなかったため、流暢に話すことができません。そのため、伝えたいことがあってもすぐに伝えられず、簡単な文章でしか話すことができませんでした。大きな言語の壁を体験し、多くの人とコミュニケーションを取るためには英語力を上げる必要があると実感しました。
留学で嬉しかったこと
留学で嬉しかったことは日本人スタッフの方々の手厚いサポートです。私が学びたいことや頑張っていることを伝えると親身になって応援してくださり、また、たくさんの学びの機会を与えて下さりました。日本では聞けないお話を聞くことができたり、「MERCED ASSEMBLY CENTER INTERNESS」など戦争に関する場所にも実際に連れて行っていただき、多くのことを学びました。自分が学びたいことを伝えると親身になって沢山助けて下さり、私の努力や想いを理解していただいたようでとても嬉しかったです。また、体調面や安全面に関して細かく確認して下さるサポートにも助けられました。
ホームステイについて
初めてのホームステイでとても緊張していましたが、ホストは私の拙い英語の質問に対しても丁寧に答えてくれ、最初から最後までとても優しい方々でした。しかし、その優しさに甘んじることなく、「借りている部屋や物は使う前よりも綺麗に」という心がけを大切にしていました。常に礼儀と感謝は忘れずに、コミュニケーションをたくさん取れたことで、ホストファミリーと良い関係を築くことが出来たのではないかと思います。
留学前と後の変化
日本を外から見ることができ、日本が怠っているところを多く発見することができました。例えば、授業一つをとっても学ぶ姿勢が大きく違い、アメリカの方が幅広い世代の人が意欲的に取り組んでいる姿が見られました。インターネットが普及している現在、簡単に海外と繋がることができることで知った気になってしまうけれど、やはり実際に現地に行って体験、実感することが大切だと感じました。
留学全体の感想
10日間という短い期間でも出来る限り充実させたいという思いが強く、一日一日を大切に過ごすことが出来ました。たくさんの人との出会いが私を成長させてくれたのだと思います。留学前は、初めての海外ということもあり、私にとってはとても大きな挑戦で不安でいっぱいでした。実際に思い通りにいかなかったことも沢山ありましたが、それ以上に楽しく学び、異文化を体験することができ、とても充実・成長した留学だったと思います。
今後の目標
私は今回の留学で、海外からの視点で見た戦争について知ることができました。その上で、もう一度日本からの視点でも見て、私のとても大きな目標である「戦争廃絶」に向けてどのように貢献することが出来るのかを明確にしていきたいです。そして、戦争は日本だけの問題ではないので、自分の意見をしっかりと異国の人にも伝えられるように英語力を上げていきます。
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