【GEP実施レポート】4～7日目

マーセッドでは3/11（月）～3/20（水）の日程でGEP（グローバルエリートプログラム）を実施しました。今回は佐久長聖高等学校、長野俊英高等学校、慶誠高等学校、若狭高等学校、姫路女子高等学校（3/31までの3週間）、AICJ高等学校（3/21〜3/30）から全17名の学生が参加しています。プログラムの様子お伝えしていますので、ぜひ今後の留学の参考になればと思います。今回は、4～7日目の様子をお伝えします。

午前中はKathy先生の語学研修を実施しました。授業初日は中々Kathy先生の英語を聞き取ることができず苦労している様子でした。昼休みには、St Patrick's Day（セイントパトリックス・デー）に関連したイベントに学生たちも参加しました。異文化の祝祭に触れる貴重な機会となりました。午後は、カレッジの授業聴講を実施しました。多くの学生が教授の質問に積極的に答え、また、学生同士で活発なディベートを行っている姿を目の当たりにし、日本とは異なる学習文化の違いを実感していました。その後、El Capitan High Schoolへ移動し、現地の高校生達と交流・カンバセーションを実施しました。また、キャンパスツアーをしてもらい、アメリカの高校の様子を知ると共に、Scavenger Hunt（グループで校内を散策しながらミッションを実施）などを通じて交流を深めました。フリータイムでは、お菓子の交換や、日本の学生が折り鶴の折り方を教えるなど、異なる文化や価値観に触れ合う良い機会となりました。

午前中は、2回目のkathy先生の語学研修を実施しました。授業の冒頭には、週末に迫った祝日である「St Patrick's Day」について学び、その祝日に関連したクッキーやカップケーキを楽しみました。このような文化的なアクティビティは、学生たちにとって異文化や伝統を理解する良い機会となりました。授業の後半では、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った有名なスピーチを聞き、「想像力」をテーマにした、Bird Box(鳥小屋)に色を塗るアクティビティを行いました。その後、各自が自分の作品に関して英語でスピーチを行いました。英語での発表は、多くの学生が緊張して早口になったり、途中で詰まったりする様子が見られましたが、それぞれが自分の思いを伝えようと一生懸命に取り組んでいる様子が伺えました。

午後には、マーセッドカレッジから車で10分ほどの距離にある4年制大学、UC Mercedの見学を行いました。その後、地元のスーパーにてお土産を購入し、カレッジに戻った後は、日本人留学生との対談を実施しました。この対談を通じ、実際にマーセッドカレッジに留学をしている7名の学生から留学に関する貴重な情報や体験談を聞くことができ、高校生達からは具体的な進路決定の参考になったという声も集まりました。

夜にはマーセッドのダウンタウンにあるPlay House（劇場）で「MARY POPPINS JR.」の劇を鑑賞しました。学生達は初めての英語での劇鑑賞で、内容理解に苦労する姿が見られましたが、アメリカの文化に触れ、自身の世界観や視野を広げる貴重な機会となりました。

週末はそれぞれのホストファミリーとの時間となりました。中には、持参したお茶をホストファミリーに振る舞ったり、日本食を提供したりする学生もおり、アメリカの文化を吸収するだけでなく、日本の文化を伝えるということに勤しんだ学生達が多くいました。この２日間、各々が有意義な時間を過ごしました。

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