【短期留学】戸板女子短期大学② 勝柴陽菜さん

前回紹介しましたように、この秋、戸板女子短期大学から2名の学生が3ヶ月間の短期研修プログラムに参加をしました。

今回は第二弾として勝柴陽菜(戸板女子大学・2年生)さんのインタビューを紹介します。

 

 

留学を志した背景

自分の英語がどのくらい伝わるのかを知りたかったということと、異文化に対する価値観や視野を広げたいと思ったのが今回この留学プログラムに参加したきっかけです。将来は英語を使った仕事に就きたいと考えており、そのためには英語を話す必要があるため、実際にアメリカに来て多くの人と関わってコミュニケーションをとりたいと思い、留学を決意しました。

 

MCELI(語学学校)の授業

MCELIではReading, Writing, Listeningのクラスがあるのですが、クラスごとに異なる先生が担当してくれていたので分かりやすかったです。また、3人の先生方全員が留学生への理解があり、とても勉強しやすい環境で毎日楽しく授業を受けることができました。どの先生方も難しい単語を使うのではなく、私たち生徒が理解できるように簡単な単語でゆっくりと説明してくれたり、分かるまで何度も繰り返し説明してくれました。ですので、わからないことや聞き取れないことがあっても、とても質問のしやすい環境で授業を受けることができました。

 

大学の授業の聴講

授業聴講ではネイティブの学生に混ざって授業を受けたため、毎授業とても緊張しました。ネイティブの中に混ざって授業を受けているということで、担当の先生もネイティブに合わせたスピードで話していたため最初の方は全く理解できませんでしたが、だんだん耳が慣れていき、だんだんと何の話をしているのかのニュアンスを理解できるようになりました。この授業でも、担当してくださった先生が私たち留学生への理解、配慮があったおかげで分からないなりにも楽しんで授業を受けることができました。私が思う日本の授業との違いは、授業に参加している学生全員が自分の意見を恥ずかしがらず主張できることです。また、授業中に携帯をいじっている生徒や寝ている生徒も見ませんでした。

 

プレゼン特講 ※リンク先ではプレゼン特講の様子をご覧いただけます。

今まで英語でプレゼンテーションをしたことがなかったので自分には絶対できない、とゆき(9月に四国大学から3週間のプログラムできた学生)のプレゼンテーションを見て感じていました。しかし、プレゼンテーションの授業を終えた後では自分の意識は変わっていました。そして授業の最後には、実際の大学の授業のようにネイティブの学生の前で発表する機会もいただき、英語でのプレゼンテーションをやり遂げたことは自分に自信を持てる本当にいい機会となりました。担当してくれた先生も忙しい中一週間に一回のペースで授業を行なってくれたり、自分の書いた文章の文法を直してくれたり、より良い発表にするための工夫を一緒に考えてくれたり、パワーポイントの改善点のアイデアを出してくれたりと本当にたくさん手助けをしてくれました。

 

ボランティアについて

私は大学付属の保育施設で3~4歳の子供たちのお世話や遊び相手をするボランティアに参加しました。もしここでこのようなボランティアの機会がなかったら現地の子供達と遊んだり、会話をしたり、アメリカではどのような教育方針で子どもを教育するのか学んだり、日本との教育の違いが何か知ったりすることができなかったと思います。教室に入るたびに抱きついてくれたり、何か困ったときがあればすぐ「Teacher!」と呼んでくれたり、本当に毎日楽しかったです。私は3歳から4歳までの子たちを担当しましたが、もうその年代でもすでに一人ひとり個性があって観察することが楽しかったです。アメリカは日本と異なり、なんでも自分で考え・行動させる「自立」を促す教育をしていると感じました。

 

留学で一番大変だったこと

一番大変だったことは自分の日本の大学のフェスに出す動画提出を作成しながら、ZOOM、ボランティア、日々の授業をこなしたことです。授業が終わってZOOMが始まるまでが20分しかなく、それまでに帰宅して授業を受けるという日もありました。正直かなり大変でしたが今ではとてもいい思い出です。大変だったおかげで毎日暇を持て余すことなく、充実した3ヶ月半を過ごすことができ、とても濃い3ヶ月半になりました。

 

留学で嬉しかったこと

もちろん嬉しかったことは山ほどありますが一番の思い出はThanksgivingに参加できたことです。友人にThanksgivingのパーティーに招待してもらい、多くの人たちと知り合うことができ、たくさんのネイティブの友人もできました。学校ではネイティブの方達とディスカッション以外で話せる機会はあまりなかったので、ガールズトークができたことが一番嬉しかったです。自分の英語はしっかり伸びてるのかすごく不安に思うことが何度もありましたが、これを機に少し自分に自信を持つことができました。

 

ホームステイ

私のホストファミリーは高齢の方二人で、どちらも本当の家族のように接してくれてとても優しかったです。私が好きっと言ったご飯を出してくれたり、その食材を買ってきてくれたり、とても私に寄り添ってくれました。ホームステイの際に意識していたことは、二人とも高齢の方だったので夜遅くにお風呂に入らないようにするなどといった相手を気遣うことと、高いところにある物を取ってあげたりといったお手伝いを積極的に行うことです。

 

留学前と後

留学前は英語の音楽を聴いたり、映画を見たりと自分の好きなものを使って英語に触れる時間を作りました。あとは何のために留学に行きたいのかをしっかり考え直して目標を常に意識して過ごすようにしていました。

留学を終えて感じていることは、来る前に比べたら、授業中に発言をしたり、自分の意見を相手に言うことができるようになったと思います。以前までは店員さんに何かを聞くことすらも恥ずかしくて全くできませんでしたが、今では気軽に聞くことができるようになりました。留学を通して日本とアメリカでは文化の違いだけでなく、性格や考え方の違いがあることも理解することができました。

 

留学全体の感想

この3ヶ月半という短い期間の中で本当に多くの経験をさせていただいて自分の視野を以前よりも広げることができたと思っています。日本とアメリカでは何がどのように違うのかも学ぶことができ、とてもためになりました。もしこの留学に参加していなかったら今の自分はいないし、多くの素敵な人にも会えていなかったと思います。この留学に参加したことで自分の目標でもあった"視野を広げる"、"自分の意見をしっかり言う"などが達成できたと思っています。もちろん辛いこともありましたが、辛いことよりも楽しいことの方が圧倒的に多く、苦がなく過ごすことができました。自分がこのように充実したアメリカ生活を過ごすことができたのも、スタッフの方や友人、ホストファミリー、先生方と多く人のおかげだと思っています。ここでの生活は一生忘れない私の貴重な経験です。

 

今後の目標

来年の4月からは空港という世界の人が集まる場所に就職することが決まっています。この留学で学んだことを活かしたいです。また、まだまだ未来に向かって自分のやりたいことがたくさんあるので、それらを叶えるためにもさらに英語を勉強し、多くの人と関わって自分の視野を最大限に広げ、多様性のある人材になりたいと考えています。この留学で培った積極性を空港でのカスタマーサービスに活かします。

 


陽菜さんの目標に向かって前進している様子が伝わったのではないでしょうか。マーセッドカレッジは日本やマレーシアの大学とも提携をしておりマーセッドカレッジに入学し、卒業後をした後にさまざまな大学へ編入ができる体制が整っています。アメリカの物価が高騰し、4年制大学の授業料も年々上がっている昨今、この編入プログラムシステムは学生達にとって未来の選択肢を広げるチャンスになると確信しています。

 

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