今回、戸板女子短期大学から2名の学生が3ヶ月間の2023年秋学期短期研修プログラムに参加をしました。戸板女子短期大学の学生が今回のように1学期分まるまるこちらに来て、研修を実施したのことは今までありませんでしたので、今回が初めての試みとなりました。
今回は戸板女子短期大学のファーストペンギンとなった2名の学生に短期研修プログラムを終えての感想を聞きました。授業の感想や生活の様子、今後の目標などのインタビューを行いました。
今回は第一弾として黒岩和美さん(戸板短期大学・1年生)のインタビューを紹介します。
留学を志した背景
小さい頃からアメリカに留学することが夢であったからと自分の英語力を向上させ、アメリカの文化を知りたかったからです。
MCELI(語学学校)の授業
先生たちはとても優しくおもろしくて毎日楽しい授業でした。どの先生も私達が理解できるよう分かりやすく伝えてくれました。また普段の生活で使えるようなフレーズやテストの戦略などとてもためになることを学ぶことができて良かったです。英語以外にも映画を見たりゲームをしたりアクティビティをたくさんすることで英語でのコミュニケーション力がつき、そのおかげで友達とも仲を深めることができたので、嬉しかったです。
プレゼン特講の授業 ※リンク先ではプレゼン特講に関する記事をご覧いただけます。
授業に参加する前は、プレゼンをすることに苦手意識があり不安がありました。ですが、実際に人前で発表をしてみて感じたことは、緊張もしたけどそれと同時にすごく楽しむことができたことです。授業ではプレゼンの内容を考える際に、相手に伝わりやすくかつ私たち留学生にとってもわかりやすい英語の文や表現を、先生が一緒に考えてくれました。また、スライドに関しても、どう作れば相手にとって見やすいのかなどを学ぶことができて良かったです。先生とも授業中や授業後にお互いのことを知るための様々な話をする機会があり、先生との距離も縮めることができました。
大学の授業聴講
最初の頃はネイティブの方と一緒に授業を受けることに緊張しましたし、先生や生徒の言っていることがわかららず、授業についていくことに精一杯で大変で正直辛かったです。ですが回数を重ねるごとに何となくではありますが理解することができてきて、アメリカのエッセイの組み立て方などを知ることができていい経験になりました。また先生や生徒たちもとても優しく、私が困っていた時に声をかけてくれてグループ活動にも積極的に参加できるよう配慮してくれて嬉しかったです。
また、アメリカで実際に現地の学生が受けている授業を一緒に受けてみて、学生自らが発言していくことが多いと感じました。日本では授業中にスマホいじっている学生を見かけたこともありますが、アメリカの大学の授業ではスマホをいじる人はほとんどいなく、居眠りをしている人もおらず、みんな真面目に受けていることにも驚きました。
ボランティアについて
私は大学付属の保育施設で3~5歳の子供たちのお世話や遊び相手をするボランティアに参加しました。子供たちはすごく可愛くてエネルギッシュで毎週行くのがとても楽しみでした。アメリカでは子供達を決して否定せず、まずは子供たちの気持ちを尊重をする教育観であると学びました。また教室の至る所に様々な人種の方の写真が貼ってあり、多様性を重視していることも併せて学ぶことが出来ました。
留学で一番嬉しかったこと・思い出に残っていること
初めて英語で注文ができたこと。ここで友達ができたこと。ヨセミテ国立公園やサンフランシスコに行くことができたこと。10年ぶりにアメリカに住んでいる親戚に会えたこと。ボランティアで私が教室に入ると子供たちが来て、抱きしめてくれたり嬉しそうにしてくれたこと。ホストファミリーが来たばかりの私を一緒にサムスミスのライブに連れて行ってくれ、みんなでノリノリで歌ったこと。アメリカでしかできない体験をたくさんすることができ、多くの人と出会い、話をすることができたことすべてが嬉しく良い思い出になりました。
ホームステイ・ホストファミリーについて
すごく快適に過ごすことがでした。家族皆でカレーやたこ焼きを作ったりゲームをしたり夜遅くまで語ったりしてとても楽しい生活を送ることが出来ました。またホストファミリーはフィリピンのご家族で、私の母もフィリピンの出身なので懐かしさを感じました。食事面も私が好きな食べ物ばかりで、よく留学先での問題として聞くようなホームステイ先での食事文化の違いなどで困ることはありませんでした。家にいるときは、なるべく自分の部屋にいるのではなくホストと過ごすことを意識しました。ホストやルームメイトの方たちがフレンドリーであったおかげでもありますが、仲を深めることができ家族のような存在になれたことはすごく嬉しかったです。
留学前と留学後
留学に来る前に意識していたことは、自分のことはできる限り自分一人でできるようにすることです。英語での生活に慣れるように学校の先生と英語で話したり、アルバイト先では自分から海外のお客さまに話しかけたりして慣れるように意識して生活していました。
留学でアメリカに来る前は自分に自信がなく不安になりやすい性格でしたが、留学を終えた今は自信が付き何事にもチャレンジをしよと思う気持ちになりました。
留学を終えて
自分一人で、自分の第一言語ではない場所で3か月間きちんと過ごせるのか、など正直不安な気持ちがたくさんありました。でもいざアメリカに来てみて、多くの方の助けをかりながらも様々なことに最後まで諦めず取り組み、挑んだことで自分にもできることがあるんだと気付くことができ、自分の成長に繋がったと感じました。
また自分の英語力が足りずに伝えたいことが伝わらないなどコミュニケーションにはとても苦労をしましたが、相手に伝える大切さや曖昧にせずはっきり言うことの重要さも学ぶことができました。このプログラムに参加をしていなっかたら自分は殻を破ることが出来なかったと思うので改めて参加をしてよかったと思います。
今後の目標
TOICEで600点以上をとることです。またネイティブのように英語を話せるよう勉強を続けることです。そして夢であるフライトアテンダントになり、様々な国籍の方々にサービスを提供できるようになることです。
黒岩さんの目標に向かって前進している様子が伝わったのではないでしょうか。マーセッドカレッジは日本やマレーシアの大学とも提携をしておりマーセッドカレッジに入学し、卒業後をした後にさまざまな大学へ編入ができる体制が整っています。アメリカの物価が高騰し、4年制大学の授業料も年々上がっている昨今、この編入プログラムシステムは学生達にとって未来の選択肢を広げるチャンスになると確信しています。
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