カレッジ生インタビュー　永地香子さん

・留学を決めたきっかけとマーセッドに決めたきっかけ

　小学生の時から洋楽や海外ドラマに興味があり、短期留学にも行った事があったので昔から海外には興味がありました。それから言語が好きになり、神田外語大学に入学したのでアメリカ進学は常に意識していました。

多数ある留学先からマーセッドカレッジを選んだ理由は、学費を抑えながらその先の進学のチャンスもあるからです。Merced Collegeはコミュニティカレッジで、その後進学するためのステップアップとして最適な学校です。また、カリフォルニア州の大学と提携を結んでおり、編入にも最適です。他にも、勉強に集中できる環境や治安の良さ、多文化なところなどMerced College魅力はたくさんあります。

・現在の1日のスケジュール

　現在は、４教科12単位と比較的余裕のある授業スケジュールですが、専門科目である幼児教育の授業が多くなったので濃い1日を過ごしています。授業は基本1日に一個ですが、授業前は家で課題を、授業後は図書館で課題をやるようにしています。基本は家と学校の往復で勉強をしていますが、留学2年目に突入し、友達やホストファミリーと出かけたり、YESで学生アルバイトとして働いたりもしています。

・ホームステイに関して

　今の家でホームステイを始めて一年と少しが経ちました。今では、家のルールやホストファミリーのこともわかるようになり、過ごしやすくなりました。ホストファミリーとは1年を通してたくさん遊び、たくさん食べ、たくさん話したので絆が深まったと感じています。私もホストファミリーも食べることが大好きなので一緒に料理をしたり、季節ごとに家の庭でオレンジやザクロなどの果物の収穫をしたり、いろんなイベントに参加して食べたり飲んだりしてコミュニケーションをとっています。特に、ホストシスターとは歳が近いのでたまに夜食を食べながら語り合う時間は毎回の楽しみです。最初は文化も言語も異なる家庭に馴染むことに時間がかかりましたが、今では一生物の関係を築いています。

・大学の授業を1年受けてどうか

　率直な感想としては、留学一年目を終えて授業に慣れてきたことが大きいです。1年目はリスニングやライティングからノートテイキングスキル、コミュニケーションスキルまで悩むことが多かったですが、2年目に入り授業に取り組みやすくなりました。一方で、2年目に入ったことで専門分野を学ぶことが多く、教育実習も始まったので授業内容が濃く、難しくなりました。

・1年間のアメリカ生活の中で一番大変だったこととどう乗り越えたか

　当たり前かもしれませんが、一番大変だったのは英語です。正直、外語大学に通っていたこともあり、英語には自信があったのですが、英語でのコミュニケーションにかなり苦戦しました。人によって乗り越え方は様々ですが、私はホストファミリーとよくコミニケーションをとり、洋画や海外ドラマをよく見るようにしていました。また、英語ができないことを恥ずかしがらずにジェスチャーやgoogleなど使えるものはなんでも使って積極的にコミュニケーションをとることが大切だと学びました。

・1年間こちらで生活をしてどうか

　もちろん、楽しいことも辛いこともありましたが、一度きりの人生でこんなにもいろんな人々や文化、価値観に触れられたことを心から嬉しく思います。同時に、いろんな出会いやチャンスに感謝しています。1年間アメリカで留学していて一番感じたことは、もっと様々な事に挑戦してもっと多くの人と色んな事を話したいということです。そのために、英語の上達はもちろん、resorcefulでskillfullな人になりたいと感じています。留学一年目を終えて、達成感が溢れていますがまだまだ頑張っていきたいと思います。

・今後の目標

今後は、Merced Collegeを良い成績で卒業し、大学院に進学することが一番の目標です。その後は、自分で決めた進路を現実的にしていきたいです。まずは、OPTを通してアメリカで経験を積み、その後に日本でも幼児教育の経験を積みたいと考えています。また、幼児教育界でも様々な分野に携われるよう、学び続けていきたいです。