International Student Clubとは、もともと10年以上前に発足された団体ですが、発足メンバーの卒業やコロナの影響で数年前にはクラブがなくなってしまいました。現地生と留学生の交流を深めるためのスポーツ団体である”Sports Society”の活動は引き続き行われていたので、代表引き継ぎに伴い、2023年春学期よりスポーツだけでなく幅広く活動するために名前をInternational Student Clubに変更し再発足する運びとなりました。
International Student Clubを再発足させて数ヶ月が経ち、毎週金曜日にSports Societyを行っていましたが、今回は新たに募金活動を企画しました。
メニューは、バナナクレープ・いちごクレープ・バナナいちごクレープの３種です。その他、カスタマイズとしてアイスクリームやヌテラ(チョコレートペースト)、ホイップクリーム、チョコソースのトッピングを用意していました。料金は＄6〜＄8(￥810〜￥1080)と少々高額かもしれませんが、日本や日本食に興味がある人も多く、今回のクレープに関してもリピーターが多かったので、2日間の合計６時間で目標売上個数の200個を達成することができました。
今回の募金企画にはクラブのスーパーバイザー(監督者)である繭美さんの的確な指導とアドバイスのもと、4人の学生役員を中心に、多くの日本人留学生が準備や調理、販売の手伝いに参加していました。
学生役員は、当日のサポートや他の学生への指導に加えて、メニューや値段設定、当日のスケジュールなど会議を重ね、Merced Collegeからの運営許可、買い出し、試作など、かなりの時間と労力を費やして今回のイベントの企画・運営に尽力していました。他の学生も、授業の合間や部活の合間、または当日飛び入りでやり方を教わり、英語で現地の人とコミュニケーションをとるなど、皆積極的に参加してくれたことで今回の企画の成功に結びつきました。今回、企画・運営に携われなかった学生の中にはクレープを買って募金に協力してくれた学生も多くいました。
私も一生徒として２日間募金活動に協力しましたが、勉強以外にこういったイベントに協力できることにとても感謝しています。普段関わることのない違う学部の学生や教員、学校職員とコミュニケーションを取れたこと、そして日本人留学生全体でイベントを作り上げる楽しみを体験できたことは私の留学生活にとっても大切なイベントになりました。今年卒業となる先輩方の中にはコロナの影響で留学生活・活動を制限されていた人が多いので、今学期卒業する先輩方に卒業旅行をプレゼントしたいという思いから今回の募金活動を開催しました。今回の募金活動やSports Scietyも含め、International Student Clubを通してこれからもたくさんのイベントや生徒間交流、いろんな体験をできることを楽しみにしています。International Student Clubの初回イベント企画として今回大成功を納めたので、既に次回のイベントも企画し始めているそうです。また次回のイベントも記事を出したいと思います。
YESはさまざまな団体と共に、母国を旅立ちアメリカ生活最初の数年間をMerced Collegeで過ごす生徒に何事にもがむしゃらに取り組めるよう環境を整え、いろんなチャンスを提供したいと考えています。Instagramアカウントでも、Merced College生の日常生活やイベントを配信しています。(Merced College International Club/ Y.E.S. at Merced College)
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