カリフォルニアコミュニティカレッジの野球リーグ戦は毎年2月から開始となり、4月末でリーグ戦を終了する。5月はプレイオフ期間となり、州チャンピオンを決める戦いが繰り広げられる。2022年シーズンマーセッドカレッジ野球部はセントラルバレー地区で2位(27勝15敗)となり、プレイオフに進出した。
プレイオフではBig8と呼ばれる他地区1位のチームと対戦し、惜しくも敗れ今シーズンの戦いは幕を閉じた。
先日、セントラルバレー地区の表彰が行われた。マーセッドカレッジからは日本人留学生の大山盛一郎さんが地区MVPを受賞した。これは地区の監督達による投票で決定されるもので大山さんの受賞は満票での受賞となった。打率1位、(.419)、 得点1位(61)、安打数1位(74)、盗塁数1位(25)、長打率1位(.696)、本塁打数2位(8)と地区を圧倒する成績を残したためMVP受賞は不思議ではない。
また、チーム全体としてもセントラルバレー地区の1st team (日本のベスト9のようなもの)に8名選出され、 2nd teamに1名選出された。
米国大学の新学期は8月に始まり12月までは主に練習、練習試合などに注力する。いわゆるシーズンとなるのは2月~5月までで、6月、7月は部としての活動はほとんどなく各自勉学やアルバイトなどに励む。今シーズンのメンバーが来年も複数残るため、来年は今シーズン以上の成績を期待したい。
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