マーセッドカレッジには現在14校の提携校が存在している。(提携校一覧2022年2月末現在)その中で東京都にある聖徳学園高校から一人目となるマーセッドカレッジへの正規留学生が2021年7月からマーセッドで学んでいる。聖徳学園高校出身の森田晃平さんはイギリスの4年制大学からも合格をもらっていたようだが、結果的にマーセッドカレッジ進学を決断した。
高校時代の取り組み、マーセッド留学決断、そして現在のマーセッドでの留学生活について本人に話を聞いた。
高校時代
「高校の時には国際ボランティア部に所属して、ボランティアやプレゼンテーションなどをすることがありました。2年生の時に学校でアメリカ・ユタ州への2週間の研修があり、興味があったので希望して参加しました。その際にアメリカの教育に触れる機会が合ったり、現地の学生とゲームやディスカッションをする機会がありました。その経験がきっかけで『高校卒業後はアメリカ留学したい』と思うようになりました。日本帰国してからはアメリカの大学進学には学校の成績も重要だということで、学校の勉強や課外活動にも積極的に取り組むようになりました。目標が決まってからは勉強へのモチベーションが上がりました。」
留学先決定
「留学について担任の先生や国際交流担当の先生に相談するとマーセッドカレッジという提携校がアメリカにあることがわかりました。そして、学校でマーセッドカレッジに関する留学説明会(Y.E.S. Japan)があったときに参加し、その後自分から質問などをしにいきました。話を聞くにつれて、『留学したい』という思いが強くなりました。当初、親は心配していましたが僕の意思は固く半年くらいかけて説得しました。マーセッドの他にもイギリスの4年制大学3校から合格をもらっていましたが、最終的にはマーセッドカレッジを選択しました。4年制大学にストレートに進学するよりも、マーセッドのような2年制大学から始められた方が英語力の面でも安心感がありました。また、将来は音楽やメディアに関連する会社を作りたいという夢があります。そのためにロサンゼルスの4年制大学へ編入し、エンターテイメントの中心地であるカリフォルニア州で学びたいと思ったこともマーセッドを選んだ理由の一つです。ビザの取得手続きは自分ですべてやりました。大変でしたが、今後編入したり、仕事をしたいと思えばこれくらいのことは避けては通れないと思いました。」
そして。2021年7月マーセッドに渡航した。
現地での生活はどのようなものなのだろうか。
授業について
「勉強は難しいと感じています。特に日本語でも学んでいない科目は、英語の意味が理解できても概念が理解できないこともあります。現在は5クラス(17単位・2022年春学期)を履修しています。一日3~4時間は授業があり、その他にも毎日3~5時間ほど大学の図書館で勉強しています。授業のスタイルはやはり、ディスカッションがあったり、表やグラフを提出したりとクリエイティブな宿題も多く、日本との違いを実感しています。」
授業外の時間の過ごし方
「基本的に日中は図書館で勉強することが多いです。また、大学のカフェテリアで知らない学生に話しかけるなどして、英語で積極的に会話をするようにしています。そこでできた友人がたまたま同じ授業を履修していることもあり、授業でわからないことがあった場合はその友人に聞くようにしています。図書館に長くいることで、Tutor(勉強のサポートをする学生)と仲良くなり、食事に行くこともあります。自分から積極的に話しかけるようにしているのが、友人作りに役立っていると思います。高校時代にボランティアをして、様々なバックグラウンドを持つ人と交流をしてきたので、自分から話しかけることにも特に抵抗はありません。」
留学してから感じること
「アメリカの友人から『好きなアニメは何?』と聞かれることが多く驚きました。こちらの人は日本人がアニメ好きだと思っているみたいです。僕は日本にいるころにはアニメは見なかったのですが、アニメ好きの友人が今周りにいるので、僕も話題作りのために見るようになりました。その他にも、アメリカに来てから日本文化や日本の良さを実感することも多いです。また、自分の意見を言わなければ、伝わらないので、自分の意見はしっかりを表現するように心がけています。」
将来の目標
「マーセッドカレッジ卒業がゴールではなく、4年制大学編入、そして起業を考えています。なので今、『単位を取れれば良い』という勉強ではなく、良い成績で編入できるよう成績を高く保っていきたいと思います。また、現在はまだ勉強面が忙しく手を出せてはいませんが、近い将来勉強の合間にボランティアなどもしてみたいと考えています。」
現在、留学を考えている高校生へ
「授業の課題が毎日たくさん出るので、勉強嫌いの人は留学に向いていないと思います。あと、日常生活でも授業でも英単語力はまだまだ足りないと感じるので、単語の勉強はしておいた方が良いと思います。僕は高校時代、ネイティブの先生と放課後スピーキングの練習をしていたことがありました。留学を検討しているのであれば、そのような自分の身の回りの機会をどんどん活用した方が良いと思います。」
今回は提携校である聖徳学園高校卒業生、森田さんのインタビューを行った。彼のように将来4年制大学、そして起業を目指して日々努力を積み重ねている学生がマーセッドカレッジにはいる。2年制大学を卒業することがゴールではなく、その先に目標があるからこそ行動の質が変わってくる。森田さんには目標を達成できるよう努力を積み重ねてもらいたい。
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