新型コロナウイルスの感染拡大により、世界が大きく変動しています。世界各地の都市が封鎖され、国外からの出入国も制限されてきました。カリフォルニア州は、全米でもいち早く、連邦政府の緊急事態宣言に先んじ、3月19日に州知事がSTAY AT HOME(自宅退避令)を発令しました。
隔離に備えようとスーパーに人が押し寄せ、野菜や肉、卵、牛乳などの生鮮食品、冷凍食品、缶詰、パン、飲料水も一気に消え、トイレットペーパーやアルコール手指消毒剤などが手に入らない状態が続きました。
以下の写真は、非常事態宣言が出された後のスーパーの売り場の状況となります。
マーセッド市内のスーパーの様子 (3月19日撮影)
また、7月13日に米カリフォルニア州のニューサム知事は、深刻な感染拡大の対策として、南カリフォルニアの郡すべてを含む、特に感染拡大が確認されている30郡に対して、フィットネスセンター、教会、非重要な業界のオフィス、ヘアサロン、床屋、屋内モールなどの屋内で提供されるビジネス(以下写真参考。)を再閉鎖するよう命令を出しました。さらに、カルフォルニアの58郡すべてにレストランの店内飲食、ワイナリー、テイスティングルーム、映画館、ファミリーエンターテイメントセンター、動物園、美術館、カードルーム、バーなど屋内で営業されているビジネス(以下写真参考。)を再閉鎖するよう命令しました。
一部のビーチも閉鎖されてきましたが、それに加えて、多くのビジネスが閉鎖しなければならない状況になりました。
※しかし、これらのビジネスは屋外でのサービスを提供する事は許可されています。
8月13日、現在のマーセッド市の様子として、飲食店では、屋外でのサービスを提供しており、屋外のテラス席などが無い飲食店では、テイクアウト(お持ち帰り)のみを提供している状況です。そして、テイクアウトを実施しているお店では入店人数が制限されており、いくつかの飲食店では臨時でテラス席を作り、食事を提供しています。スーパーでは、緊急事態宣言が発令された時に比べ、食糧や日常品は以前のように、棚に商品が戻りつつあります。
現在、テイクアウトを実施している飲食店やスーパーなどの店内ではマスクの義務付けをしており、着用しないと入店できないお店が大半を占めています。
マーセッド市内のスーパーや飲食店の様子 (8月13日撮影)
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