2019年5月24日、マーセッドカレッジ内にあるスタジアムにて、第56回マーセッドカレッジ卒業式ならびに学位授与式が執り行われた。多くの卒業生は、個性豊かなデコレーションを角帽に施し、マーセッドカレッジカラーである青色のガウンを羽織って晴れ舞台に臨む。
約1700名の卒業資格を満たす卒業生のうち、19名の日本人留学生が卒業資格を満たし、式に参加した。アメリカの卒業式では、教授も多く参列し、学生の努力や栄誉を称える。マーセッドカレッジでも、各学部の教授が一列に並んで学生に拍手を送り、優秀学生のスピーチではスタンディングオベーションをする教授もいた。
このように、マーセッドカレッジでは教授と学生の距離が近く、学生にとっては非常に勉学に打ち込みやすい学校だ。
今回、日本人留学生が19名卒業したが、そのうち6名がアメリカやカナダの4年制大学への編入を決めている。
以下が以前より弊社ウェブサイトにて取り上げていた学生の進路先である。
名前 |
編入先 |
内容 |
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庄司鈴菜さん |
テキサス州Our Ladies of the Lake University |
全額免除の奨学金を獲得 |
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中島采加さん |
カナダAlgoma University |
授業料免除の奨学金を獲得 |
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田中宏門さん |
カリフォルニア州San Diego State University |
弊社ウェブサイトにて 学生コラムの連載 |
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古川莉捺さん |
関西外国語大学4年制 |
関西外大短期学部による ダブルディグリー留学 |
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岩口美咲さん |
関西外国語大学4年制 |
また、日本に帰国し就職をする学生や、OPT (Optional Practical Training)を利用しアメリカで職業訓練をする学生など、編入はせずともそれぞれの夢や目標にあったステップを歩む学生もいる。
アメリカという異国の地で、慣れない言語や文化に触れながら始まった留学生活。
彼らには様々な苦悩があったかもしれないが、最後まで諦めずにやりとげ、無事に卒業を果たした。
留学は決して生易しいものではないが、努力をすればするほど、英語が上達する、成績があがる等の成長が顕著に表れやすい。
現在留学を考えている学生も、彼らのように最後まで諦めずに自分の目標を達成し、次への大きな一歩となる留学を歩んで欲しい。
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