19年度1月31日から2月10日の10日間で実施された佐久長聖高校女子バスケットボール部研修が無事終了した。長野県に位置する佐久長聖高校の学生30名近くが昨年度からアメリカ留学研修を行い、今年も早々に佐久長聖高校女子バスケットボール部の2名がマーセッド大学の女子バスケットボール部に参加する短期プログラム課程を修了した。
今年からの実施となった一週間のプログラムではあったが、2名にとって実りのある研修になった事は言うまでもないだろう。全日程で休む暇なく、充実した日々を過ごした彼女たちの研修内容を紹介していく。
主にマーセッドでは、到着翌日から午前中にマーセッド大学併設語学学校にて授業を受講したのち、午後からはマーセッド大学女子バスケットボール部の練習に参加した。現在マーセッド大学女子バスケットボール部はシーズン真っ只中であり、北カリフォルニア2位という戦績を残しているチームに彼女達も参加する事ができ、本場アメリカのバスケットボールの実力を真に受けていた。
また、彼女たちにとって影響があったであろうマーセッド大学女子バスケットボール部チームに現在所属している日本人留学生2名の存在は大きかったに違いない。何度も弊社ホームページでも紹介している日本人留学生2名(庄司鈴菜、中島采加)との出会いは、かけがえのない時間となり、彼女達の活躍を近くで感じる事ができたのは、高校生2名にとって、今後の自信に繋がる経験となっていた。
研修自体は練習参加だけではなく、実際のマーセッド大学女子バスケットボール部の公式戦も二試合観戦し、更に現地の高校のバスケットボール部の練習参加も行った。四年制大学の男女バスケットボール部の試合観戦も行う事ができ、高校から大学まで各世代の競技レベルを肌で感じる事ができたのも彼女達自身の現状の把握ができる経験となっていただろう。
彼女達は当初、すべてに対して圧倒されていたばかりであったが、全てが劣るわけではなく、日本人でも通用するという部分も十分に感じる事ができたのではないだろうか。彼女達の日ごろの姿勢や競技への気持ちはたった一週間でも本場アメリカで通用した部分はあった。彼女達の一生懸命さは、マーセッド大学女子バスケットボール部コーチも賞賛しており、高校卒業後はチームに来てほしいと正直に述べてくれていた。現在所属している日本人留学生二名も含めて、日本人の謙虚さやひたむきさはアメリカでも評価され、日本人の可能性は想像以上なものである。全ては自分自身ではあるが、その可能性を実際に知れた二人の今後に期待したい。
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