マーセッド大学、女子バスケットボール部が更なる快挙を成し遂げた。昨年にはカリフォルニア州2位という素晴らしい実績を持つ彼女たちは、今年の第一戦となったトーナメント Jocelyn Mancebo Delta Classic においてマーセッド大学史上初となるトーナメントチャンピオンとなった。
この快進撃を続けるチームの中でも、実力的・精神的支柱となっている留学生がいる。チームキャプテンを務める庄司 鈴菜さん(PG)と 中島 采加さん(SG)は今年で2年目となるシーズンを迎えており、チームを勝利に牽引する立場となっている。この2名は厳しいロースター争い、並びにチーム内でのスターター争いを勝ち抜き、今回のトーナメントでも全ての試合でスターターを務めた。
初戦の Merritt College 戦は順当に勝ち上がり(100-60)、準決勝では優勝候補の Delta College 戦を僅差で破った(71-65)。決勝の College of the Sequoias 戦では攻守においてチームの勝利に貢献 (78-68)。マーセッド大学初となるこの大会王者の立役者となった。試合後の閉会式では、当大会内で素晴らしい成績を残した選手に与えられる All-Tourney Team Honors (優秀賞) にマーセッド大学に所属する2人の留学生が選ばれるという快挙を成し遂げた。
左:中島さん 右:庄司さん
このチームの特徴は チームワーク 。毎朝5時からのハードな練習に耐える彼女たちには、昨年の準優勝チームにはなかった 支え合いの心 が今年の彼女たちには備わっている。そして、その中心となっているのは2人の留学生、庄司さんと中島さんである。
異国の地でただバスケットボールをするだけでなく、高みを目指す。この2人の挑戦を心から誇りに思うと共に、今後の更なる躍進に期待したい。
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