昨年度よりマーセッド大学と佐久長聖高校との提携が実現し、早くも佐久長聖高校との2つ目となるプログラムが実施された。
この度プログラムに参加する高校生3名は、1カ月の語学研修プログラムため、カリフォルニア州マーセッド市を訪れた。また、高校生たちは高い志を持つ 奨学生 として、Y.E.S at Merced College より給付型奨学金を受けている。
マーセッド大学にて1カ月の研修開始
10月4日、高校生3名は無事にアメリカへ到着。最初の週末にはホストファミリーと時間を過ごした。この度のプログラムにはホームステイ、語学研修のみならず、大学の授業、さらに老人ホームでの課外授業が含まれているため、高校生にとって目まぐるしく、過酷なスケージュールが待っている。このハードな日程を乗り越えた彼らはアメリカの地で何を感じ、何を学び、今後の人生に活かすのか。1カ月後の彼らの姿に期待がかかる。
Los Angeles 視察
研修第1週には、ロサンゼルスにて刺激的な機会を手にしている。空手会伝説の重鎮、大山泰彦最高師範が手掛けた映画「Take a Chance」の試写会に招待されたのである。日本のアクション俳優である千葉真一が出演、日本で人気の新田真剣佑主演の映画となっており、空手の内弟子制度を描いた映画となっている。日本の空手の文化継承について作られた映画であり、マイケルJ ホワイトなどの人気俳優が出席し、活気ある試写会の中、高校生3名もレッドカーペットを堂々と歩き、貴重な経験を肌で体験した。
アメリカの地で単なる語学研修やホームステイプログラムを経験するのではなく、実際の大学の授業の体験受講や課外研修などに挑戦している彼らにとって、この映画は自身のチャレンジとして心に響くものがあったのではないだろうか。このような機会は誰もが手にできるものではない事を彼ら自身が認識し、また既に様々なチャンスを手にし始めている。アメリカの華やかな一面も経験したが、今後はマーセッド大学の授業や課外活動等、彼らにとっての挑戦。この1ヵ月を侮らずに、大きな成長に繋がる事だろう。
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