以前のコラム「女子水泳部が新体制へ 留学生と挑む2017シーズン」でご紹介しましたマーセッド大学女子水泳部。今シーズンから新体制で始まったマーセッド女子水泳部ですが、地区大会への出場という目標を達成する為、地区大会に向けた練習試合が行われました。
今回は、そんな中で日本人留学生としてマーセッド大学女子水泳部で奮闘している金子さんの活躍を紹介します。
日本人留学生の活躍
2017年4月6日、7日にマーセッド大学にて女子水泳部の練習試合が開催されました。この試合はCVC(Central Valley Champion ship)という地区大会を直前に迎えた女子水泳部、地区大会に向けて最終調整となる重要な試合です。今回マーセッドでの練習試合は2日にわたって行われ、1日目はShasta College、2日目は5校が集結し、練習試合を行いました。
4月6日、7日の両日共に出場した金子さんは、6日に行われた試合で、4種目に出場し、50メートルバタフライで自己ベストを3秒も縮め、自己記録を更新しました。彼女は現在のマーセッド大学女子水泳部の部員の中で、バタフライにおいて最も速い記録をもっています。彼女の今後の目標は、地区大会に向けて30秒台を切ることを次の目標とし、2012年に記録されたマーセッドの女子水泳部の最高記録25秒を塗り替えることを最大の目標として掲げ、日々の練習に取り組んでいます。
チームとしての成長
今回の練習試合は女子水泳部としても非常に良い結果を出すことができ、他のチームメイトも自己ベスト記録を更新した学生が多く、チーム全体の記録も更新しました。水泳は個人競技ではありますが、チームとしてもCVC(Central Valley Champion ship)地区大会に出場することができ、個人の成績がチームの結果にも繋がります。今年のマーセッド大学女子水泳部は、CVC 3位以上を目標として、今回のCVC地区大会に挑みます。
チームとしても個人としても結果を出すことができるようになった理由としては、新しい監督に変わり練習が質の高いものとなり、ビデオを撮影してひとつひとつの動作を確認したり、フィジカルトレーニングを増やすなど、練習量を増やしました。弱音を吐きたくなるような厳しい練習を繰り返し、チーム一丸となり練習に取り組んだ結果、1ヶ月程でチームの記録が更新されました。
チームの雰囲気も非常に良く、男女共に応援している姿など、今勢いに乗ってきているマーセッド大学水泳部。シーズン終盤のCVC地区大会に向けて、良い結果が出ることを期待しています。
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