11月に入り、アメリカではカレッジバスケのシーズンが開幕しました。マーセッド大学のバスケットボール部では、男女計4人の留学生がロースター入りし、活躍を見せています。
長らく低迷が続く男子バスケットボール部は、日本人留学生3名がロースター入り。開幕から2週間で既に昨シーズンの勝ち星に並び、1月から始まるカンファレンス(地区リーグ)へ向けて、好スタートを切っています。2013-2014シーズンに北カリフォルニアベスト8、カリフォルニア州でベスト16入りを果たした女子バスケットボール部は、怪我人が続出しプレーオフ進出を逃した昨シーズンのリベンジに臨みます。
男子バスケットボール部
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女子バスケットボール部
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男子バスケットボール部で背番号11番を背負う亀田恭平君は、アグレッシブなデフェンススタイルを武器にポイントガードとして活躍を見せています。京北中学校時代には全国制覇の経験もある背番号23番・佐藤大紀君は、両膝の手術を乗り越え、ブルーデビルズのシューティングガードとしてチームを牽引。背番号3番の倉田勇吾君は、ポイントガードとしては身長でアメリカのプレイヤーに劣るものの、ストリートバスケで鍛えたフィジカルを武器にチームの勝利に貢献します。女子バスケットボール部で背番号5番を背負う島袋あらたさんは、シューターとしてゲームの最後まで走り切るプレーを見せ、持ち前の体力とスピードでレギュラー入りを目指します。
アメリカの大学では、学生アスリートはフィールドでのパフォーマンスだけでなく、勉学面での結果も求められ、言葉の壁で不利な状況にある留学生にとっては、一層の努力が必要となります。こうした厳しい環境の中でロースター争いを勝ち抜いた4名の留学生の今後の活躍に注目です。
シーズンへ向けてのコメント
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#23 佐藤大紀君
出身高校:東京農業大学付属第三高校
好きな言葉:Some people want it happen, some wish it would happen, others make it happen.
「夢だった本場での初めてのシーズンですが、チームにも少しずつ慣れてきたので、自分の力を発揮できるよう練習に励みます」
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#11 亀田恭平君
出身高校:千葉県立八千代高校
好きな言葉:Today is a reader, tomorrow is a leader.
「ア メリカのバスケットボールは、日本とは大きく異なり、毎日学ぶことがたくさんあります。アメリカの人たちは身体能力も体の大きさも違うので、何も通用しないだろうと思っていましたが、スピードや技術の面では意外と通用する部分もあります。僕は弱点を隠して、通用する部分で戦うようにしています」
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#3 倉田勇吾君
出身チーム:K&A(ストリートバスケ)
好きな言葉:It is what it is.
「シーズンが始まりロースターには入れましたが、まだ試合に出るチャンスになかなか恵まれていないので、これからも練習に励み、更にタフなプレイができるよう、日々精進していきたいと思います」
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#5 島袋あらた さん
出身高校 沖縄県立久米島高校
好きな言葉:Imagination means nothing without doing.
「日本にいた時が厳しかったからなのか、ミーティング中やプレー中のコーチと選手の距離がすごく近く、コーチへの質問もし易いです。最初はコーチの指示してい ることが聞き取れませんでしたが、入部から3か月が経ち少しずつ聞き取れるようになりました。同じポジションの人がたくさんいるので競争が激しいです が、持ち前の体力でスタメンに入りたいと思います」
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