11/26、サンクスギビング直前のマーセッド大学では、留学生を対象とした「サンクスギビングランチ」が開催されました。
アメリカでは、11月の第4木曜日をThanksgiving Dayとして祝日に設定しており、マーセッド大学も11/27-11/30の期間、毎秋セメスター恒例の4連休を迎えました。
サンクスギビングは、日本語では「感謝祭」と訳され、本来は作物の収穫に感謝する日として祝われていました。現在では、アメリカ人にとってサンクスギビングの休暇は、親戚や家族が集まる年に一度の一大イベントとなっており、離れた場所に住んでいても家族の下に戻り共に食事をとるのが一般的です。
サンクスギビングは家族主体のイベントのため、ハロウィンやクリスマスと比べ、留学生にはあまり馴染みの無いイベントですが、留学生にもサンクスギビングの食事と文化を味わってもらおうという主旨で、今回の食事会が開催されました。
今回のイベントには学部長のケビン・キストラー、副学長のクリス・ヴィテリも参加し、それぞれ、母国を離れて学生生活に励む留学生達へ向けた挨拶を行いました。
また、主催のInternatinal Student Service(ISS)オフィスの部長であるジョナス・バンゲイより、留学生と同じ海外出身の在米人として、メッセージが贈られました。
ジョナス・バンゲイ部長からのメッセージ
「私は数十年前にラオスからアメリカに渡ってきました。アメリカに家族は居らず、全てがゼロからのスタートでした。
皆さんも、かつての私と同じように、アメリカに家族はいないかも知れません。
しかし、私達は留学生・国際人の家族として、マーセッドで生活を送る一つのファミリーとして、このサンクスギビングを共に祝えることを嬉しく思います。」
食事は、学生食堂にあたるカフェテリアから協力を頂き、ターキーやマッシュポテトといったサンクスギビングの定番料理が振舞われました。
ランチの後半には、語学学校MCELIの講師であるサマーより、アメリカのサンクスギビングの歴史についてのプレゼンテーションが行われ、サンクスギビングが祝日として制定された由来を初めて耳にした学生達は、興味深そうに聞き入っていました。
今回のサンクスギビングランチには、約50名の留学生が参加し、語学学校以来の再会を果たした学生や初めて対面した学生達など、普段のクラスでは経験できない出会いもあり、大いに賑わいました。
ISS News!では、マーセッド大学で開かれる留学生向けイベントの告知を行っています。
在学生の皆さんは、要チェックです。