水球部のシーズンが開幕
マーセッド大学は8月から秋セメスターに入り、今年も水球のシーズンが始まりました。
中部カリフォルニア特有の温暖な気候に恵まれているマーセッドでは、春セメスターには水泳部がシーズンに入るため、年中を通してウォータースポーツに取り組むことが出来ます。
水球は、地元の方への人気も高く、週末に行われる対外試合には、多くの観客が試合観戦に訪れます。
今年の男子水球部のメンバーの出身校は10校となっており、バラエティ豊かな選手が揃っています。
先日行われた、今シーズン初の対外試合(Modesto Junior College, San Joaquin Delta College戦) では、ダブルヘッダーの初戦(Modesto) を16-8、2戦目(Delta)を12-8で下し、幸先の良いスタートを切りました。
齋藤幸樹君がロースター入り・初出場
そんな中、この夏からマーセッド大学に入学し、男子水球部に所属する斎藤幸樹君が、チームのロースター入りを果たし、先日行われた試合では2試合連続での出場を果たしました。
どのポジションもこなす事ができるというユーティリティプレイヤーである斎藤君は、今回はディフェンダーとして出場し、フォーメーションの中心的な役割を果たしながら、2試合で計3ゴールを決めるなど、活躍を見せました。
斎藤君にとっては入部後初の対外試合となりましたが、斎藤君は一昨年、昨年にも短期での語学学校の受講と並行した水球部への体験入部を経験しており、コーチや他の選手からの信頼も厚いように見受けられました。
また、その愛嬌のある雰囲気や名前の呼び易さも相まってか、試合の後半には観客から「Koki, take it! (コウキ、ボールを取れ!)」「Koki, make it! (コウキ、ゴールを決めろ!)」との声援も聞かれました。
斎藤幸樹君のコメント
「勉強と水球を両立するために、計画性を持ち、授業の予習・復習を欠かさないようにしています。
語学学校の時には周りと助け合ってやっていくことができましたが、今は周りに日本人もおらず、実力勝負の世界です。最初はつまずくと思いますが、自分にとってはプラスになると思っています。
シーズンが始まって感じることは、日本では高校で基礎の部分を終わらせてしまうのですが、アメリカでは大学に入っても型をしっかり作りながら実戦を行っていくので、そこは大きな違いだと思っています。」
今シーズンのマーセッド大学水球部は、7つのトーナメントに参加する予定となっており、その他にも週一回のペースで対外試合を予定しています。
マーセッド大学水球部と斎藤君の今後の活躍に期待です。
水球留学についての詳細およびマーセッド大学男子水球部の監督インタビューはこちらからどうぞ。