今回の学生インタビューは、ソフトボール留学でマーセッド大学に入学予定の貫名遥さんです。貫名さんはソフトボール強豪校出身で高校時代は部活動に専念して、部活動を引退するまで留学を考えたことがなかったそうです。そして高校から進学を考えたときに、他の友達とは違う環境で挑戦したいと思うようになり、アメリカでソフトボールをしようと決意したそうです。留学前から今までについて、貫名さんからインタビューを取りましたので紹介します。
アメリカ留学のきっかけ
2012年の夏、高校のソフトボール部を引退してから進路について考え始め、最初は周りの友達と同じように日本の大学か、専門学校に進学するかを悩みました。しかし、友達とは違うことに挑戦したいと思い、アメリカでソフトボールをするのも良いと考え始めたことがきっかけになったと思います。
アメリカ留学について高校の先生に相談したところ、留学に詳しい知人を紹介してくれました。アメリカに行くことについては、ソフトボールをしながら英語の勉強をするとただ漠然と考えていただけでしたが、両親は反対することなく私を応援してくれました。そして、冬には留学することを決意し、準備に取り掛かりました。
留学前から今まで
マーセッド大学を選んだ理由として、他の都市部と比べて費用が安く、勉強や生活する環境も良く、ソフトボール部があることでした。
渡米後、大学入学条件のTOEFL(ITP)450点以上取得を目指して語学学校に通っていましたが、先月のTOEFL試験で450点以上を取得し、晴れて6月から大学に入学できるようになりました。語学学校から大学に進学すると講義の進行スピードが速くなり、授業ごとに課される課題も多いと聞いているので、今は夏学期に向けて英語力を高め、講義についていけるように勉強しています。
私が留学生活で心がけていることは、学内の活動に積極的に参加することです。マーセッド大学の語学学校は大学のキャンパス内にあり、語学学校在学中に大学内のクラブ活動に参加できます。渡米後、すぐにソフトボール部に所属しながら英語勉強をするのは両立が難しいと思い、気軽な気持ちで昨秋に設立されたサッカークラブに入りました。サッカークラブでは役員としてチームの運営に携わっており、結局、勉強とクラブ活動で毎日が忙しくなりましたが、クラブ・ミーティングなどに参加して生の英語に触れる機会が多くなり、自分の英語力が伸びていると実感しているので結果的に率先して活動して良かったと思います。
今後の目標
夏学期まではサッカークラブに所属してチームが更に発展するように貢献したいと考えています。そして秋学期からはソフトボール部に入り、文武両道を目指して頑張りたいです。
今月中に大学入学前の学力テストを受ける予定です。このテストでは大学の講義でレベル分けされている数学と英語の問題が出され、試験結果によって履修できる授業が決まります。難易度の高い授業を履修できれば4年制大学へ編入するまでの期間が短くなるので、今私は学力テストで良い点数を取れるように勉強しています。
留学を考えている学生に向けて
渡米前に英語の勉強を始めることを勧めます。渡米後、私は慣れない環境で本格的に英語の勉強を始めて、TOEFL試験で450点以上を取らなければならない重圧を感じながら日々生活をしていました。勉強で焦りを感じながら生活をしていると余裕がなくなり、せっかく友達の誘いを受けても断らなければならないことが多々ありました。留学は勉強だけでなく、アメリカ文化を学び、現地の友達と交流を持つことが大切だと思います。上記でも述べましたが、留学中は積極的に活動し、他の学生との交流を通じて会話をする機会が増え、結果的に英語力が伸びることを実感できると思います。