ハルカのソフトボール留学奮闘記


名前:ハルカ

 出身:大阪

 年齢:21歳

 入学:2013年夏(語学学校MCELIからスタート)

 専攻:デジタルアート

 アクティビティ:ソフトボール部

 好きな食べ物:どら焼き

 一言:モットーは何事にも、まず挑戦すること。私の奮闘記を更新していきます!



8/21/2015

 

「最終回:シーズンのおわり」

 


こんにちは、ハルカです!


ソフトボール部のシーズンも終わりを迎え、『ハルカのソフトボール留学奮闘記』は、今回が最終回になります。



シーズン最後のホームゲームは、1年生全員で手作りした2年生の名前入りポスターをグラウンドの入口に張り、2年生の引退試合の応援をしました。


また試合終了後には、保護者や監督と共に、グラウンドで2年生への感謝を込め、サプライズのプレゼントを渡しました。中には感動して泣いてしまった2年生もおり、チームメイトとの忘れられない思い出になりました。


そして、最後の試合は上位数チームのみがプレーオフに参加することが出来る総当たり戦でしたが、マーセッドカレッジのソフトボール部は惜しくも敗退となってしまいました。




成績は思うようにいきませんでしたが、チームメイトと全力でプレーすることが出来たので、悔いの無い試合にすることが出来ました。

 

日本で運動部といえば上下関係の厳しい部活、という印象がありますが、マーセッド大学のソフトボール部では1年生、2年生そして監督までもがみんな仲良く、お互いにチームのことやプレーについて対等な立場で話し合うことが出来ました。

短い間ではありましたがチームメイトや監督と仲良くなることが出来、いろいろと収穫のあるシーズンにすることが出来ました。

 

 

初めの頃は、掛け声や指示を英語で行うのはとても大変で、伝わらないことが多く、苦労する日々でした。

それでも、少しずつチームメイトたちとコミュニケーションを取っていくことで、英語の壁を克服していきました。


練習や戦略なども日本と全く違いましたが、チームの中で経験して学んでいきました。

今セメスターのソフトボール部での様々な経験を通じて、自分自身の成長を感じることができた貴重なシーズンになりました。

 

秋学期からはシーズンオフになるため、学業に専念しつつ、次のシーズンに向けて個人トレーニングをして、もう一度、大学のソフトボール部員としてプレーしたいと思います。

 

 

 

最後に、このコラムを読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

またどこかでお会いしましょう!

 

 

ハルカ


5/6/2015

 

「アートクラス」

 


こんにちは、ハルカです。

 

5月に入り、春セメスターも終わりに近づいてきました。
私が専攻しているアートの授業も、クラス内で取り組んできた作品の発表会を迎えました。
 


私が今セメスター履修しているクラスは、アートの分野でも基本的な技術を身につけるクラスです。
このクラスは、モノクロアートのクラスなので、基本的に使用する画材は鉛筆と筆のみですが、
絵に深みを出すために、鉛筆は7HB~9Bまで、様々な濃さのものを使用し、白と黒のチョークを使用することもあります。

授業は、透視図法、陰影法など、毎回先生がテーマを出題し、基礎の練習を行います。


基礎の練習が終わった後は、各自がテーマの画法を使用し、自分のアイデアで作品を描いていきます。
その場で先生からアドバイスを貰えるので、自分が描きたいと思ったアイデアを、そのまま表現できるのがいいところです。


展示会の様子
展示会の様子


こちらが、私が今セメスター制作した作品の一部です!


左から、黒チョークを使った作品、白黒のチョークを使った作品、筆で描いたマネキン、チョークで描いた熊、鉛筆を用いた透視図法の作品です。



これまで4ヶ月のあいだ、ソフトボールの練習と試合の合間を縫って、作品の制作に取り組んできました。
今回のセメスターは基礎の画法を学びましたが、次のセメスターでは、デザインのクラスを取ろうと思っています。

大好きなソフトボールと勉強を両立する為にも、今後も専攻科目であるアートを頑張ります。


ハルカ


3/18/2015

 

「遠征試合」

 


こんにちは、ハルカです!


ソフトボール部のシーズンも中盤に入りました。
シーズン中は2試合に1試合程度が遠征となっていて、最近は色んな大学を訪れる機会に恵まれています。

今回は、私達ソフトボール部の遠征についてご紹介したいと思います。


遠征時にお世話になるマーセッド大学のロゴ入りのバン
遠征時にお世話になるマーセッド大学のロゴ入りのバン

■バンでの移動
ビジターゲームで試合会場へ移動する際は、カレッジのバンを2台使用します。

遠征試合では、同じ地区のリーグに所属する対戦相手の大学が試合会場となり、移動時間は1時間~1時間半ほどですが、遠い時には、San Joseという街まで2時間ほど走ることもあります。

スザーンコーチと選手全員を乗せたバンは、行きの移動ではリラックスした雰囲気で、コーチやチームメイトから日本のことについて質問されることがよくあります。

この間は、コーチがフィリピンでの震災について話をしていて、私も日本の東日本大震災についても質問され、選手達はみんな真剣に話に聞き入っていました。



たまには、「日本では猫を食べるの?」といった拍子抜けする質問も飛んできますが、バンでの移動は、コーチやチームメイトとコミュニケーションを取るとても良い機会です。

バンでソフトボールの話をするのは、帰りの移動の時が多く、特に負けた試合の後では、選手達がコーチに試合内容についての質問をします。
毎回、試合後にミーティングは行われますが、後で気づいたこと等をすぐにコーチに確認できるので、行きの移動とは別の意味で、帰りの移動もチームにとっては大事な時間です。




■遠征試合での準備
ユニフォームを着たまま遠征先へ向かうため、試合相手の大学に着くと、すぐにベンチに入りアップを始めます

遠征ではダブルヘッダーが多く、お昼をまたぐこともあるので、各自で昼食を準備していますが、たまにコーチがサンドウィッチを準備してきてくれることもあります。

アメリカの大学では、スポーツの試合に必ずアスレチックトレーナーが待機しているので、テーピング等が必要な選手は、各自で相手大学のトレーナーを訪ね、試合に向けた準備を行います。
ビジターゲームでも、ホームゲーム同様、試合前にコーチからオーダーが発表され、選手達はメンタル面も含めた準備を行います。



遠征先でチームメイトと。
遠征先でチームメイトと。

■最近の遠征試合
この日曜日の遠征では、ダブルヘッダーで2試合とも勝つことが出来ました。チームの守備が安定してきているので、打撃にも良い影響が出ています。
私はホームランを打つタイプの打者ではありませんが、コーチが出塁率で打順を決める方針の為、最近は4番・遊撃手で出場させてもらっています。
試合後のミーティングでは、他のチームの勝敗等を確認した後、自分たちの武器は攻撃ではなく守りであり、守備が安定してきていることは良いことだということを確認しました。

少し前の遠征では、私達が球場に到着した途端、土砂降りに。。試合は午前に予定されていましたが、午後からのダブルヘッダーに変更となり、マーセッドに戻ってきた時には夜遅くなってしまいました。


遠征は長距離の移動、慣れない球場等、状況が不安定な中で環境に対応しないといけないので、ホームでの試合よりも調整する部分が多く大変ですが、それも含めて挑戦だと思うと、自分が成長できる良い機会です


ハルカ


3/5/2015

 

「ヘッドコーチ」

 


こんにちは、ハルカです。

今回は、私の所属するマーセッド大学のソフトボールチームでヘッドコーチを務めているスザーン・マギー コーチを紹介します


スザーンコーチは、5年前にこの大学のソフトボールチームのヘッドコーチとして配属されました。もともとスザーンコーチは、10年ほど前にマーセッド大学に学生として通っており、その際に2年間、ソフトボール部の選手として活躍していたそうです。


卒業後は、マーセッド大学での活躍が認められ、ソフトボール選手として奨学金を受けてCSUスタニスラス大学に通っていました
アメリカでは、勉学とスポーツの両方で結果を残し、奨学金を受けて4年制大学に入ることが一般的です。
まさに文武両道、両方で結果を出すことは、とても難しいことですが、コーチはその難関をやってのけた、すごい人なのです。

スザーン・マギー ヘッドコーチ
スザーン・マギー ヘッドコーチ


ヘッドコーチの役割は、チームの戦略を考え、全体の指揮を執ることですが、スザーンコーチはそれだけでなく、選手のメンタル面やソフトボール以外のプラベートな悩みまで、あらゆる面からチームのメンバーを支えてくれている、私たちのお母さんのような存在の人です。

輝かしい経歴を持っているコーチですが、いい意味でそんなに偉大な人とは思えないような、明るく、誰にでも優しい気さくな性格の方です。


私が今のチームに入るときも、日本人だから/留学生だからというネガティブな扱いは全くなく、他のチームメイトと同じように接してくれました。
たまには選手に対して厳しく叱ることもありますが、それもお母さんからの愛情だと思うと、前向きに次のプレーにつなげることができます。

攻撃中は、三塁コーチャーズボックスから指示を出します
攻撃中は、三塁コーチャーズボックスから指示を出します

スザーンコーチは、今2人のお子さんを持つスーパーお母さんでもあります。

子供たち同様に、私たちにも愛情を注いでくれるスザーンコーチ、彼女は私達にとって、とても大事な存在です。



ハルカ


2/11/2015

 

「初出場」

 

 

皆さん、こんにちは。

ソフトボール部のハルカです。

待ちに待ったソフトボール部のシーズンが開幕し、初戦が1月31日に行われました。


試合はダブルヘッダーで行われましたが、私は、初戦を8番セカンド、2試合目を7番サードで出場しました。
スターディングオーダーは、試合直前にスーザンヘッドコーチから発表されました。

半年間練習をしてきたセカンドでの出場でした。
半年間練習をしてきたセカンドでの出場でした。


オーダーが発表された後は、ポジションの近いチームメイトとコミュニケーションをとり、しっかりと連携を取れるように準備をするようにしています。


日本では、セカンドはほとんど守ったことがなかったのですが、こちらに来てからは、チーム事情でセカンドを守るようになりました。


秋セメスターの練習から、慣れないセカンドを守っていましたが、なんとかモノにしようと取り組んできました。


今回開幕戦で、セカンドで起用してもらったことで、その成果を出してやろうという気持ちで試合に臨みました。

初ヒットが出て一安心。
初ヒットが出て一安心。




バッティングでは、一打席目は粘った末に三振を喫してしまいました。


二打席目はランナー一塁の場面だったので、繋ぐ気持ちで打席に入り、レフトへのタイムリー三塁打を打つことが出来ました。


バッターボックスに立ったときは、楽しい気持ちが大きいので、緊張や不安はほとんどなかったのですが、シーズンの早い段階で一本目が出たので、三塁上でホッとしていました。

試合中、打ち込まれた投手に声を掛けます。
試合中、打ち込まれた投手に声を掛けます。

チームは負けてしまいましたが、いろいろと収穫のある試合でした。


チームの中心でありながら、今はチームの弱点である投手陣と打撃陣の強化、加えて安定してきている守備をこのまま維持していくという課題がでてきました。


今のところ白星をあげることはできていませんが、これから少しづつ白星をあげるために、チームの成長と、個人成績もあげていきたいと思います。


その為にも、これからの練習をハングリー精神を持ってこなし、その中で、チームメイトともコミュニケーションをとって距離をもっと縮め、チームの勝利に繋げていきたいです!


ハルカ


1/29/2015

 

「文武両道を目指して」

 

 

皆さん、はじめまして。

マーセッド大学でソフトボール部に所属しているハルカと申します。

現在、アメリカのカリフォルニア州にあるマーセッド大学で、大学のソフトボール部に所属しながら、デジタルアートを専攻し、スポーツと勉学に励まさせて頂いています。

ソフトボール部では二塁を守っていますが、基本的には投手と捕手以外はどこでも守ることができます。ソフトボール部に入ってからは、まだ一年目なので、チームに貢献できるよう毎日の練習に汗を流しています。


ソフトボールは小学生2年生の頃から中学、高校と続けてきました。アメリカ留学を決意したきっかけは、もちろんソフトボールなのですが、多くの経験をした方が良いという母の勧めもあり、アメリカで色んなことに挑戦することで、今は貴重な経験をたくさん積ませてもらっています。そうしたアドバイスをくれた母には、感謝の気持ちでいっぱいです。

チームのエースと。
チームのエースと。


今セメスターは、ソフトボール部がシーズンを迎え、基礎トレーニングから守備のフォーメーション練習まで、内容の濃い練習を行っています。

 

ソフトボールを中心とした生活をおくっていますが、勉強も同時進行で、他の学生に遅れをとらないように頑張っています。

 

大好きなソフトボールですが、生活リズムが変わったり、勉強などに追われ、忙しくなってきていますが、そこに少しだけ楽しさも感じるようになりました。

 

今週の土曜日(1/31)に今シーズンの初戦を控えていますが、今シーズンを良い結果で終えるためにも、初戦を勝って、自分にとって初めてのアメリカでのソフトボールシーズンを実りあるものにしていきたいと思います。

 

 

大変な日々が続きますが、文武両道を目指して、頑張ります。


これから、ソフトボールと勉強と両立を目指す奮闘記を更新していきますので、皆さん、宜しくお願いします!

 


ハルカ




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